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子どもの痛み、病院に行くべき?整形外科の受診の目安をわかりやすく解説!

東京都荒川区・台東区の皆さん、こんにちは!
茂澤メディカルクリニック リハビリテーション科 柔道整復師の飯田です。
「ひざが痛い」「かかとが痛い」「足が痛くて歩けない」──
お子さんがこんなふうに言ってきたとき、親として心配になりますよね。成長による痛みなのか、ケガなのか、それとももっと深刻な病気なのか。今回は、整形外科に行くべきかどうかを判断するためのポイントをわかりやすく紹介しますこんなときは、すぐに病院へ!
ポイント
以下のような症状がある場合は、なるべく早く整形外科を受診しましょう。
- 夜中に痛みで目が覚める
→ 成長痛なら夜中に泣くほど痛むことは少ないです。骨の病気や炎症の可能性もあるので注意。
- 痛くて歩けない・引きずって歩く
→ 骨折や関節のトラブルなど、しっかり診てもらう必要があります。
- 痛みが何日も続いている
→ 3日以上続く場合は、一度診てもらった方が安心です。
- 熱がある・赤く腫れている
→ 細菌による感染などの可能性も。放っておくと悪化することがあります。
すぐに病院へ行かなくてもよいが、注意して見るべき場合
以下のようなケースでは、まずは様子を見ても大丈夫ですが、痛みが続く場合は受診しましょう。
- 痛みはあるが、歩くことはできる
- 軽くぶつけた後に少し痛い
- 一時的にしか痛がらない
- 運動を休むとよくなる
このようなときは、1~2日間休ませて、冷やす(氷のうなど)ことも効果的です。
親が出来るサポートとは?
- お子さんがどこをどんなふうに痛がっているかを観察する
- 痛みが出た時間やきっかけをメモしておく
- 「どれくらい痛いか」を子どもに聞いてみる(10段階で聞くと分かりやすい)
まとめ
子どもは、自分の体の状態をうまく説明できないことも多いです。だからこそ、親がしっかり様子を見て、「これはおかしいな」と思ったら早めに病院を受診しましょう。整形外科では、骨や関節、筋肉のトラブルを専門的に診てもらえるので、迷ったときは遠慮せず相談してください。
当院では薬物療法、物理療法、運動療法等により、痛みの改善や生活の質の向上を図っています。腰、肩、膝、足などお体の痛みでお困りでしたら当院へご相談ください。
リハビリテーション科
柔道整復師 飯田 浩史
監修 茂澤幸右(茂澤メディカルクリニック南千住 院長)