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マンガで分かる脊柱管狭窄症

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東京都荒川区・台東区の皆さんこんにちは。茂澤メディカルクリニックの茂木です。

11月に入り、徐々に寒くなってきましたね。今回のブログは、寒くなると症状が出やすくなる脊柱管狭窄症についてご紹介したいと思います。

脊柱管狭窄症とは

脊椎は、椎骨と呼ばれる骨が積み重なってできています。一つ一つの椎骨には穴(椎孔、ついこう)が空いており、1本の管のようになっています。これを脊柱管といい、その中には脊髄とそれに続く馬尾(ばび)神経が入っています。

しかし、老化などの影響で椎間板や腰椎が変形・変性して、脊柱管が狭まると、その中を通っている馬尾神経が圧迫されてしまいます。馬尾神経は、下肢の神経をコントロールしている神経なので、圧迫されると神経の働きが乱されて、足に痛みやしびれが起こったり、動きが悪くなったりするのです。

それでは、下の漫画をご覧ください。

いかかでしたか?この病気では、腰痛はそれほど強くありません。背筋を伸ばして立ったり歩いたりすると、脊柱管が狭まり、馬尾神経がさらに圧迫されるため、下肢のしびれ、足のもつれなどが生じます。200〜300m歩いただけでもこのような症状が出るので、長い距離を続けて歩くのが困難になります。

しかし、しばらく前かがみになって休むと、症状が治まり、また歩けるようになるのが特徴です。このように歩行と休息を繰り返す状態を「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」といいます。特に、朝や寒い季節に症状が出やすいという特徴があります。通常、歩くことは筋力の強化に役立つとして推奨されますが、この病気の場合は症状を悪化させる可能性があります。腰部脊柱管狭窄症が進行すると、仰向けになっても足のしびれが起こって、からだを横にして背中を丸めないと眠れなくなるほか、排尿・排便障害を起こすこともあります。

痛みの度合いがそれほど強くないからと放置していると、病気が進行し日常生活に支障をきたすというリスクがあります。気になる症状がある場合は、一度当院で診察を受けてみてはいかがでしょうか。

リハビリテーション科

茂木佑介

監修 茂澤健一(茂澤メディカルクリニック院長)

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